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石を売る #83

大学祭が近づいた頃、学生寮の部屋の仲間と、学祭で何しようかと話してました。

大学祭の1週間ぐらい前だったと思います。
僕らはゲリラ的にやるので、思いついたことを構内の空いてる場所で適当にやるだけです。

何も決まらないまま学祭の日がどんどん近づいてきたある日、映画を観に行きました。
僕らがよく行く映画館で数ヶ月遅れのものが600円で観れます。

つげ義春の漫画を竹中直人が監督・主演した「無能の人」が上映されてました。
ストーリーはほとんど覚えてませんが、落ちぶれた漫画家が石愛好家の世界があることを知り、多摩川の河原で拾った石を売るというものだったと思います。

映画館から出ると、「学祭で石でも売ってみるか」という話になり、さっそく、札幌市内を流れる豊平川の河川敷に石を拾いに行きました。

売るつもりで石を探すと結構おもしろいもので、当たり前ですが、石にはいろんな石があり、いろんな色、いろんな模様、いろんな形、いろんな大きさのものがあります。

適当な売り口上が出来そう石を見つけて持ち帰り、大学祭で石を売ることにしました。
来た人に馬鹿にされながらも物珍しさもあってか結構人は集まりました。

ジロジロと石を見ながら「で、いくらなの?」と聞いてきます。
「目が高いですね。これは良い石ですよ。このなめらかな流線形といい・・・・」適当にご託を並べると、向こうも値段が言われるのを身構えて待ってます。
「この石はちょっと高くなりますが・・・8円ぐらいでどうでしょう?」
「えっ・・・?」
始めから買う気はなく、からかうつもりで来たようですが8円とか言われては何も言う気も起きず去って行きました。

結局、僕らが客をからかっていただけなのかもしれません。
そんなこんなで売上げよりも客との変なコミュニケーションを楽しんでいました。
それでも数時間で3~40円ぐらいの売り上げがあったと思います。
売上金と釣銭を入れた木箱と並べてある商品の石を留守番役の後輩に託して、しばし学祭をブラブラしてから戻ってみると、後輩が慌ててます。

「石が売れちゃいました。僕は5円で良いと言ったのに、その石を気に入ったおじさんは千円置いて行きました。」
「ダメですよ!拾った石なのに。これじゃ詐欺になりますよ。」と真面目な後輩です。

そんなこんなで売上金の千円と数十円を支払いに加えて打上げをやりました。
大学祭の思い出です。

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プロフィール

たくじろう

Author:たくじろう
1969年生まれ。アメリカ駐在→東京在住。少年時代をラゴスで過ごす。東京の高校に行くが、都会生活に馴染めず大学は北海道へ。しかし就職で東京に戻ってきてしまう。元へたれプロボクサー、現在しがないサラリーマン。趣味は太極拳とジョギング。

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